2008年2月21日木曜日

介護の現場から  **白内障の手術**

2008年2月20日



白内障手術をするための最終検査を手術担当医と、特養の担当者、看護士同席の上で協議。  

11月に白内障検査をした時に比べて、本人の意識レベルが低くなっており、本人は手術を受けることの理解と、手術への意欲が表明できないのだ。 

医者によると、手術への覚悟と認識がないと、手術上 目の周りを器具固定するなど、違和感があるので、手で固定物を取り除こうとしたり、手術中に暴れるなどの危険があるそうだ。

同病院で、認知症の患者で手術を途中で中断せざるを得なくなったケースもあるとのこと。

病院としては、安全に手術が行えると言う保証がない限り、手術には踏み切れないという、執刀する医者がやると言っても、このような危険度の高い場合は許可がでない。

施設の方々、医者の全員がネガティブな状況では、私ががんばっても駄目だ。

私のささやかな希望だが、手術して目が見えるようになれば、外界からの刺激で意識レベルが少しはあがり、QOLの向上につながり、長生きしてもらえるのではと、思っていたのに・・・・

もっと早く気がついて、元気な間に手術を受けさせればよかったなと、今更ながら悔やまれる。
特養ホームの方と話していて、最後のみとりを何処(特養ホーム、病院)でやるのかについても、ぼつぼつ家族の方針を決めておくようにと言われ、哀しい思いで家路に着く

2 件のコメント:

ガーネット さんのコメント...

何故?って思いますよね。
私の母は胃婁(胃に穴をあけ、そこから直接
食べ物を入れる)の手術の時、脳梗塞の影響
で無意識に手でカテーテル(チューブ)を外してしまうといけないからと言われ、手に大きなグローブをはめ、1時間の手術でしたが4時間の部分麻酔をして手術しました。
勿論、本人の状態は意識が希薄、会話も出来ない訳ですから手術の同意は私がしました。
最近は医療事故や医療ミスで訴えられることが多いため、病院側は余計萎縮しているようですね。

匿名 さんのコメント...

そうなんです、私も麻酔を手にもかけてやればと言ったのですが、眼科医はそのような経験がないらしく、びびってばかりでした。
命に関わる手術ならそうするのでしょうが、白内障では生存に支障はないですからね。

むしろ、我々自身のよいサンプルとして考えておいた方がよいのでしょう。
できるだけ元気な間に、そして通いで手術できる間に、このような手術は受けておくべきでしょう。 私は、眼科に行って診てもれいました、少し(年齢65を超えると誰でも)白内障が出始めているとのこと、一年に一度検査を受けに来るようにと言われました。